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とやまお米だより vol.5 2010年12月

「お届け!ごはんパワー教室」を開催しました!

クイズ

 12月3日、高岡市立木津小学校の4年生2クラスを対象に、富山県米穀小売商業組合主催、富山県米消費拡大推進協議会後援で「お届け!ごはんパワー教室」が開催されました。
この学校は、稲穂について米澤理事長の「このお米はこのまま食べられるかな?」と問いかけに対して、「脱穀と精米しなきゃ食べられない」という返事が 返ってくるような、お米のことをしっかりと勉強しているようすでした。生徒たちは米澤理事から紙芝居型のクイズでお米の知識を深め、「日本で作られている お米は何種類あるでしょう」「お菓子とおにぎりのカロリーの違いは?」というクイズでは、元気に手を挙げて積極的に答えていました。
お米のクイズのあとは、機械を使わない精米体験と、機械を使った脱穀・精米体験を1クラスずつ行いました。機械を使わない精米体験は、一升瓶に玄米を入 れ、みんなで力を合わせて棒で突きました。機械を使えば数分で白いお米になりますが、昔は5キロの玄米を1~2時間棒で突いて精米にしていたという話を聞 いて、生徒たちは驚いていました。
脱穀・精米機は、それぞれ少しずつお米を脱穀・精米し、精米したお米は各家庭へ持ち帰りました。精米したてのお米は温かく、生徒たちは頬にあてて温度を感じたり、「おうちで食べるのが楽しみ」と言いいながらお米を観察していました。

機械を使わない精米
精米機による精米

「第34回富山県米まつり」を開催しました!!

2010越中とやま食の王国フェスタ 秋の陣

 今年34回目を迎えた「米まつり」。10月30日、31日に越中とやま食の王国フェスタ2010~秋の陣~の併催事業として開催されました。今年も来場者の方々にお米をもっと好きになっていただこうと様々なPRをしました。今回はそのうちの4つを紹介します。

米粉ホットケーキ試食・GOPAN

米粉ホットケーキ

  毎年行っている米粉スイーツの試食。今年は米粉のホットケーキを味わっていただきました。このホットケーキは、Aコープから販売されている国産米粉ミック スを使って、卵、砂糖、牛乳を入れるだけの簡単クッキングです。米粉を混ぜたホットケーキの特徴は小麦粉で作るよりも味がさっぱりとしていて、少ない量で もお腹いっぱいになること。今年は例年以上に米粉に興味をお持ちの方が多く、米粉に注目が集まっていることがうかがえました。また、三洋電機株式会社から 発売前のライスブレッドクッカー、通称GOPANを2台お借りし、できたての米粉パンを来場者に味わっていただきました。イベント開始時からGOPANに 注目が集まり、試食の時間には行列ができました。

お米計量クイズ

計量クイズ

  「一日に食べてもらいたいお米の量」200gを自分の感覚で皿に盛って、量りにのせるというシンプルなクイズを行いました。量れた方には、ごはんがもっと 食べたくなる、県内企業の肉味噌やお茶漬け、ふりかけをプレゼントしました。クイズに挑戦した方々は、サンプルとして置いてある200gのお米の入ったト レーと自分がすくったトレーを、目や手を使ってさまざまに比較をしていました。簡単に思えますが、これがなかなか難しく、10人に1人程の方が景品を手に していました。「わたしも挑戦してみたい!」と長蛇の列ができ、会場を大いに盛り上げました。

赤むすび・黒むすび試食

試食の配布

  今年命名された富山県育成の赤米「赤むすび」・黒米「黒むすび」の試食をはじめ、さまざまな富山米のPRを行いました。「赤むすび」「黒むすび」は古代米 とコシヒカリをかけ合わせた品種で、「これまで食べた古代米と違ってパサパサしていない」と好評でした。それもそのはず、一般的な赤米・黒米は、少量を白 米に混ぜて炊かないとパサパサしていてなかなか食べられませんが、赤むすび・黒むすびは、コシヒカリと掛け合わせているのでそのお米だけ炊いて食べられる ほど美味しいお米です。おひねりサイズにした試食約40個が、すぐになくなってしまうほどの人気でした。

「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール作品展示

作文・図画コンクール

  10月25日(月)に表彰式が行われた「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクールの優秀作品を、図画・作文ともに4点ずつ展示しました。たくさんの来 場者が、ごはんとお米の魅力の詰まった、すばらしい作品をじっくり見たり読んでいました。「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクールの表彰結果につい てはこちらをご覧ください。

普段何気なく食べているお米について考えるきっかけを提供するこの「米まつり」。ごはんや米粉の魅力を知り、毎日の生活にもっとごはんが取り入れられることを期待しています。

「第7回 親子で楽しむ料理教室」を開催しました!

第7回親子で楽しむ料理教室

 11月21日(日)に、富山短期大学で、JA富山中央会主催による「親子で楽しむ料理教室」を開催しました。(後援:富山県米消費拡大推進協議会)
今回の料理教室には、親子連れ132人が参加。同短期大学食物栄養学科長の原田澄子教授から、食材の特徴や調理のポイントなどの説明を受けながら料理に 挑戦しました。この日の献立は、県産食材を中心に「ポークピカタ プチトマト添え」「野菜のカラフル蒸し」「春巻きdeスイーツ」「けんちん汁」と白飯で した。子供用の包丁持参で参加した家族もあり、子どもたちは積極的に料理に取り組んでいました。親子は協力して作った喜びと共に完成したメニューをおいし くいただきました。この料理教室を機に県産食材や料理への関心を高めてほしいと思います。

調理
完成
食事
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