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とやまお米だより vol.4 2009年12月

「お届け!ごはんパワー教室」を開催しました!

小型もみすり機・精米機の実演・実習

 2009年9月29日(火)に、高岡市立木津小学校で富山県米穀小売商業組合による「お届け!ごはんパワー教室」「小型もみすり機・精米機の実演・実習」を行いました。(共催:富山県米消費拡大推進協議会)
木津小学校の4年生56名が参加し、2組に分かれて順にもみすり・精米体験とごはんパワー教室に参加しました。もみすり・精米体験は生徒一人につき紙 コップ1杯を順にもみすり機・精米機にかけ、持ち帰りました。1合にも満たない量でしたが、生徒たちは「家で炊いてもらうのが楽しみ!」と自分で精米した お米をうれしそうに眺めていました。
ごはんパワー教室では、5つ星お米マイスターの米澤さん(県米穀小売商業組合理事長)が、紙芝居を使って「全国で何種類のお米がつくられているか」「朝ごはんを食べるとどんないいことがあるか」などクイズ形式の授業を行い、生徒たちはお米に対する知識を深めていました。

5つ星お米マイスター米澤さんの紙芝居

また、2009年10月16日(金)には、高岡市国吉光徳保育園で、「親と子のふれあい おはぎフォーラム」を開催しました。
おはぎ作りに先立ち、米澤さんによる保護者を対象にした「お届け!ごはんパワー教室」と、北陸農政局富山農政事務所地域第一課の窪田課長補佐による「親子で使おう!バランスガイド」の講演があり、保護者らは、バランスガイドの活用法や計算方法について理解を深めました。
おはぎ作りには、園児と保護者ら約50人が参加し、炊き上がった富山県産のもち米をすりこぎでつぶし、あんこときな粉をまぶして2種類のおはぎを作りました。
おはぎの作り方はとても簡単で、普段おはぎを作ったことのない若いお母さん方や、作業を手伝った園児たちに好評でした。

できあがったおはぎ
おはぎ作り

「第33回富山県米まつり」を開催しました!!

2009越中とやま食の王国フェスタ 秋の陣

 2009年10月31日(土)・11月1日(日)の2日間、県内最大規模の食のイベント「越中とやま食の王国フェスタ2009~秋の陣~」が富山市テクノホールで開催されました。
フェスタの併催事業として、毎年開催している「米まつり」では、来場者の方々にお米をもっと好きになっていただこうと様々なPRをしました。

●「10問解いてカレーを当てよう!お米クイズ」

今年は、10問のお米に関する質問に答えていただき、大人8問、子どもは6問正解すると、「氷見牛カレー」「黒部名水ポークカレー」など県産食材を使用 したレトルトカレーがもらえるクイズを、各日2回行いました。一度は食べてみたい人気のカレーをゲットしようと、たくさんの来場者が挑戦されました。 ではここで、クイズの一部を紹介いたします。

問題1. お米は南極以外のすべての大陸で作られている。

○か×か。


問題2. ごはんは冷えると食物繊維と同じ働きをするものが増える。

○か×か。

問題3. 1日に食べるお米(200g)を作るのに、お風呂の水(約200リットル)何杯いる?

①1杯もいらない  ②5杯  ③10杯

▼答え▼

問題1.○

お米は南極以外のすべての大陸で栽培されています。 お米は、小麦・トウモロコシと並んで世界三大穀物の1つで、近年はアジアを中心にアメリカ、オーストラリアなど113カ国以上で栽培され、世界の半数以上 の人々の主食です。(ごはんを食べよう国民運動推進協議会『世界のくらしと米』より)

問題2.○

ごはんには、便通を整える効果を持つ食物繊維が含まれますが、冷めるとさらに、レジスタントスターチという食物繊維と同じ働きをする物質が増えます。冷めてしまったごはんやおにぎりは、ダイエットの強い味方だったのです。(JAグループ発行『おにぎり大研究』より)

問題3.②5杯

一日に食べるお米(200g)を作るために、田んぼでは1,000リットルの水が使われています。お米1㎏なら、5,000リットルの水(お風呂の水25杯分!)が使われます。(ごはんを食べよう国民運動推進協議会『食育ドリル』より)

皆さんはいくつ正解できましたか?少し難しかったでしょうか。

米粉クレープ試食

米粉コーナー
米粉クレープの試食

恒例の米粉スイーツの試食。今年は米粉のもっちり感が簡単に楽しめるクレープを味わっていただきました。クレープを焼くと、お米を炒っているような香ば しい香りが漂い、小麦とは違った米粉の魅力を発見していただけたようです。クレープとして口にする機会の少ない米粉をたくさんの来場者にご賞味いただきま した。米粉はお近くのAコープなどで販売しています。

お米計量クイズ

一日に食べてもらいたいお米の量は200g!その200gを自分の感覚で皿に盛って、量りにのせるというシンプルなクイズも行いました。今回は 195g~205gを盛れた方に、お茶漬けなど、ご飯をもっと食べたくなるような景品をプレゼント。一見簡単に見えますが、これがなかなか難しく、「私も 挑戦してみたい!」と長い行列ができ、会場は大いに盛り上がりました。

てんこもり試食

お米ファミリーで記念撮影

平成19年に県の奨励品種となった「てんこもり」のおにぎりを来場者の方々に試食していただきました。ごはんの消費量が減り続けているとは思えないほどの人気で、あっという間に終了しました。試食していただいた方からは、「粒がしっかりしていて食べ応えがある」「甘くておいしい」などと好評でした。 このほかに、「ごはん・お米とわたし作文・図画コンクール」受賞作の作品展示、米から生まれた加工品展示、稲がお米になるまでのパネル展示を行いました。
ふだん何気なく食べているお米について考えるきっかけを提供するこの「米まつり」。ごはんや米加工品の魅力をもっともっと多くの方に知ってもらい、健康で豊かな日本型食生活を送っていただくためにこれからもPR活動を続けて行きます。

「第6回 親子で楽しむ料理教室」を開催しました!

第6回親子で楽しむ料理教室

2009年11月8日(日)に、富山短期大学で、JA富山中央会主催による、「親子で楽しむ料理教室」を開催しました。(後援:富山県米消費拡大推進協議会)
「秋の味覚満載・とやま地産地消オリジナルメニュー」をテーマにした今回の料理教室には、親子連れ約110人が参加。同短大食物栄養学科長の原田澄子 教授から、食材の特徴や調理のポイントなどの説明を受けながら料理に挑戦しました。この日の献立は、「豚肉のロールインりんご」「大豆と野菜の和風ラタト ウィユ」「プチトマトのチーズ詰め」、「柿のごまマヨネーズサラダ」、白飯、「みつばと麩のお吸い物」でした。「豚肉ロールインりんご」はりんごを豚肉で つつみ、りんごジュース・砂糖・醤油で煮込む斬新なメニューで、大人も子どももわくわくしながら調理していました。また「プチトマトのチーズ詰め」はトマ トの種を取り、チーズを詰めるという小さな子供でも取り組めるレシピ。中には初めて包丁を持った子もいて、参加した父母は、包丁を持つ子どもの手に手を添 えたり、そっと見守っていました。子どもは自分が作った!という誇りを、父母は子どもが一所懸命作ったという喜びも味わいながら、みんなで作った料理をお いしくいただきました。この料理教室を機に、ますます料理のお手伝いの幅を広げていってほしいと思います。

親子でクッキング
献立
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